AuthConnect(オースコネクト)とは
AuthConnectは、IDaaSと連携してID基盤に必要な機能を提供します。
本来開発が必要な機能をSaaSとして提供することで、導入コストとセキュリティリスクを低減します。
IDaaS導入時の課題
例) メールアドレス変更機能に必要な実装
- IDaaSは「メールアドレスを変更するAPI」のみを提供する
- 変更を実施するまでの適切な処理と画面フローは独自に設計が必要
- 関連する画面や確認コード発行などの機能実装が必要
図は、ユーザーがメールアドレス変更機能を実装する際の流れを示します。 IDaaSが提供する部分は限られており、多くの部分を設計・開発する必要があります。 これには、ユーザーインターフェース、セキュリティチェック、メールアドレスの所有検証などが含まれます。
IDaaS導入時の課題 | AuthConnectによる解決 |
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ユーザーがメールアドレス等を変更する方法がない ユーザーが登録した情報を自身で変更する機能が提供されません。変更する場合は、管理者による手作業が必要です。 |
アカウント管理アプリケーションの提供 ユーザーが自身で情報を変更するためのアプリケーション(またはAPI)を提供します。 |
同意の管理機能が不足 同意のチェックボックスを表示することは可能ですが、同意履歴の管理や再同意をさせる場合は開発が必要です。 |
同意管理の機能を提供 GDPRや民法の要件に対応した同意管理の機能を提供します。同意履歴や規約のバージョン管理、再同意に対応します。 |
同じメールアドレスで二重登録されてしまう ソーシャルログインを利用する場合、同じメールアドレスで複数のアカウントが作成されてしまいます。 |
メールアドレスの重複排除の機能を提供 新規登録時にメールアドレスをチェックし、重複がある場合はアカウントの登録を防止します。 |
データをアプリやCRMへ連携できない ユーザーの情報等、管理するデータを他のシステムに連携するための機能が提供されません。 |
データ連携機能の提供 ユーザーの情報やログを他のシステムに連携するための機能を提供します。APIやWebhookを利用してデータを送信できます。 |
AuthConnectが提供するもの
アカウント管理アプリ
ユーザーが自身で情報を変更・削除するためのWebアプリケーションを提供します。デザインは任意にカスタマイズが可能です。
カスタマイズされた画面フロー
新規登録/ログインの処理をカスタマイズし、プロフィール登録、規約の同意など、ID基盤の不可欠なプロセスを実現します。
データ連携機能
社内システムやCRMへデータを連携するための機能を提供します。対応可能な種類については、お問い合わせください。
実際の画面
アカウント管理アプリの画面
画面はそのまま利用することも、カスタマイズすることも可能です。
機能一覧
カテゴリ | 機能 | 概要 |
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サービス料金
月額2万円〜
ユーザー数や利用機能によって料金が変動します。まずはお問い合わせください。